メモ 2023/05/27 Sat あとがき?裏話?(23-03-07に投稿したものです)せっかくサイトがあるんだし、どこで語ろうかな〜と迷っていたたものを。「その手はいつか太陽を掴む」のあとがき……というより裏話的なものです。い……今更!?でもこの本は初めて頒布した同人誌で、多分最初で最後になるなーと思って作ったミルダクほんなので、個人的に特に思い入れが強い。失敗したな〜と思うところもたくさんありますが、気に入ってます!以下ネタバレを含みます。一部、感想をくださった方への返信で語った部分もあります。続きを読むミルダクにハマってわりとすぐ「想い合っているけど離れる2人」が浮かんでました。この頃は最終的には離れちゃう2人ばかりを妄想していたと思います。ダークチョコの今後がどうなるか分からなかったからかな?でもその時に浮かんでいたのは実際に書いたものとは違うものでした。暗黒魔女を倒した勇敢くん達。敵だったダークチョコを説得して怪我を治療する為に一緒に暮らし始めるミルク。そんな彼を拒むダークチョコでしたが、やがて心を開いていき――と、ここまでのあらすじは似たようなものですね!違いといえば、完治するまで長引く感じです。完治を前に考えるダークチョコ。このままミルクの側にいてもいいのだろうか。彼の存在に確かに救われてはいるけど、自分にそんな資格はないのではないかと悩んでしまう。一方ミルクもダークチョコが微笑みを見せてくれるようになって喜んでいましたが、不安がありました。怪我が治ってしまえばあの方はどこかへ行ってしまうのではないか、と。そして、とうとうダークチョコの怪我が完治した日の夜。今までの償いの為に1人でも多くのものを救う旅に出ると、ミルクに告げるダークチョコ。「僕も一緒に行きたいです」そんなミルクの言葉に応えずに、微笑むだけのダークチョコ。彼は1人で行くつもりなのだと、ミルクは悟ります。込み上げる寂しさから触れ合う2人。想い合ってはいても、それを伝えたのはこの夜が初めてでした。早朝、まだ眠っているミルクを見つめるダークチョコ。悔いはないと手紙だけを残して旅立ちます。そして目が覚めたミルクは手紙を読んで泣きながら笑う。寂しいけれど自分で決めた道を歩むダークチョコこそ、自分が好きなダークチョコなのだと。ダークチョコもミルクが愛してくれた自分であり続ける為に、振り返らないことを心に違う。そうして2人は想い合ったまま、別々の道を進んでいきます。……とまあこんなふうに、2人はおそらくもう会うことはなさそうな感じで終わるお話でした。これはこれでいいかな〜と思いつつ実際に書き始めてみれば「あ、この2人もうお互い好きなの隠せないわ」となり、「この2人なら大丈夫!絶対にまた会える!」と思って本のタイトルを決めました。あのお話のダークチョコはミルクの元に絶対戻ってきます!それから再版分には付けられなかったんですが、遊び紙はダークチョコの心情を表したつもりでした。巻頭→新・星物語クロウ(黒い紙に星を散りばめたような紙)巻末→新・星物語ミント(ミントブルーの紙に星が散らばっています)最初は絶望しつつも、どこかで救いを求めているダークチョコ。そして最後はまっすぐ空を見据えることが出来るようになり、希望で満ちている……的な。ミルダクっぽいカラーなのも理由のひとつでしたが!結果的に、自分的に思いつく限りで一番のハッピーエンドのミルダクのお話になりました!🥛くん指輪渡しそうですね〜!ファニヤミ2で出す予定の本はまだ未定なのですが、また幸せな2人が書けたらなと思います。畳む
(23-03-07に投稿したものです)
せっかくサイトがあるんだし、どこで語ろうかな〜と迷っていたたものを。
「その手はいつか太陽を掴む」のあとがき……というより裏話的なものです。い……今更!?
でもこの本は初めて頒布した同人誌で、多分最初で最後になるなーと思って作ったミルダクほんなので、個人的に特に思い入れが強い。失敗したな〜と思うところもたくさんありますが、気に入ってます!
以下ネタバレを含みます。一部、感想をくださった方への返信で語った部分もあります。
ミルダクにハマってわりとすぐ「想い合っているけど離れる2人」が浮かんでました。この頃は最終的には離れちゃう2人ばかりを妄想していたと思います。ダークチョコの今後がどうなるか分からなかったからかな?
でもその時に浮かんでいたのは実際に書いたものとは違うものでした。
暗黒魔女を倒した勇敢くん達。敵だったダークチョコを説得して怪我を治療する為に一緒に暮らし始めるミルク。そんな彼を拒むダークチョコでしたが、やがて心を開いていき――と、ここまでのあらすじは似たようなものですね!違いといえば、完治するまで長引く感じです。
完治を前に考えるダークチョコ。このままミルクの側にいてもいいのだろうか。彼の存在に確かに救われてはいるけど、自分にそんな資格はないのではないかと悩んでしまう。
一方ミルクもダークチョコが微笑みを見せてくれるようになって喜んでいましたが、不安がありました。怪我が治ってしまえばあの方はどこかへ行ってしまうのではないか、と。
そして、とうとうダークチョコの怪我が完治した日の夜。
今までの償いの為に1人でも多くのものを救う旅に出ると、ミルクに告げるダークチョコ。
「僕も一緒に行きたいです」そんなミルクの言葉に応えずに、微笑むだけのダークチョコ。
彼は1人で行くつもりなのだと、ミルクは悟ります。
込み上げる寂しさから触れ合う2人。想い合ってはいても、それを伝えたのはこの夜が初めてでした。
早朝、まだ眠っているミルクを見つめるダークチョコ。悔いはないと手紙だけを残して旅立ちます。
そして目が覚めたミルクは手紙を読んで泣きながら笑う。寂しいけれど自分で決めた道を歩むダークチョコこそ、自分が好きなダークチョコなのだと。
ダークチョコもミルクが愛してくれた自分であり続ける為に、振り返らないことを心に違う。
そうして2人は想い合ったまま、別々の道を進んでいきます。
……とまあこんなふうに、2人はおそらくもう会うことはなさそうな感じで終わるお話でした。
これはこれでいいかな〜と思いつつ実際に書き始めてみれば「あ、この2人もうお互い好きなの隠せないわ」となり、「この2人なら大丈夫!絶対にまた会える!」と思って本のタイトルを決めました。あのお話のダークチョコはミルクの元に絶対戻ってきます!
それから再版分には付けられなかったんですが、遊び紙はダークチョコの心情を表したつもりでした。
巻頭→新・星物語クロウ(黒い紙に星を散りばめたような紙)
巻末→新・星物語ミント(ミントブルーの紙に星が散らばっています)
最初は絶望しつつも、どこかで救いを求めているダークチョコ。
そして最後はまっすぐ空を見据えることが出来るようになり、希望で満ちている……的な。
ミルダクっぽいカラーなのも理由のひとつでしたが!
結果的に、自分的に思いつく限りで一番のハッピーエンドのミルダクのお話になりました!🥛くん指輪渡しそうですね〜!
ファニヤミ2で出す予定の本はまだ未定なのですが、また幸せな2人が書けたらなと思います。畳む