雑記

以前出した同人誌のあとがき
サイトに再録したムーンロードの先へ ※死ネタについての話です。約2年前に書いた話なので今更ですが。
以下ネタバレを含みます。

タイトルが決まるまでの仮題が「最後の旅」だと当時Twitterで言っていたんですが、そのまんまミルダクの最後の2人旅のお話でした !
キングダムのEP13実装前に明るい場所で満足げなダークチョコを看取るミルクの図が浮かんでいて、これは多分クッキー王国やダークカカオ王国ではないなあとどこか別の場所だと1人納得し、でもEP14でイチゴジャムマジックソードを手放したのでどうかなーと思いつつ暗雲だけは晴れなかったifにしよう!と強引に書いた記憶があります😀✨️
明確な時期が分からないとはいえ死が近くなったダークチョコなら、かなり素直になってくれるんじゃないかなと思いこの旅の彼は穏やかに書きました。暗黒魔女を倒した世界観なので世界も平和なので尚更。……公式が出すあれこれ見てると今でも色々普通に楽しんでいるみたいですが😅
それはまあ置いとくことにして、初めて観光気分の旅をした彼は今までの冒険では見られなかった景色をたくさん見たことでしょう。その様子を側で見守るミルクは幸せで、でも時々不安で。何度かそんな場面もありつつ、ミルクにとっても大切な旅になりました。
とはいえ明確な旅の終わりまで書くかは迷ったのですが、別れは新たな旅立ちでもあるなーと思い直しあの終わり方に決まりました。
手紙については蛇足かもとは思いつつ、ダークチョコだって1つくらいミルクに何か残したいよねと。本にした時は印刷したんですが、今回は最終ページに文章のまま収録する形となりました。雑音になってなければいいな!
その後のミルクがダークカカオ王国を訪れてカカオ様とお話したり、旅の途中紅イモと再会するお話も浮かんではいましたが、それこそ蛇足だなと思い止まりました。あの世界の彼は多分旅を続けていくんじゃないかな。

命を賭けてまでもう一度太陽を見ることを選んだダークチョコのお話なので、 ある意味では罪から逃げる形となってしまうのですが多分クッキー王国の面々は責めないだろうなと思います。でも許すことが出来ないものもきっとダークカカオ王国とかには一定数いるんだろうなとも思っています。優しいお話にしたかったのでその辺は詳しく書けませんでしたが。
リリーちゃん実装前に書きましたが絶対仲間になるよねとは分かっていたので、多分最初で最後の彼女がいなくなった世界観のお話でもありました。ソウルジャムに残された彼女の意思を尊重して英雄達が行動した感じです。
余談ですがゴルチに一言喋らせるかどうかめちゃくちゃ迷いました……結果、喋らせなくて正解でした!想像していた性格と大分違いましたもん。勿論良い意味で!

作業BGM
「Starry Heavens」Day after tomorrow
「as time goes by ~僕等は忘れない~ 」麻生かほ里
「刻の少年」 関根良子

どれも好きな作品関連の曲ですが、本当に素敵です!畳む
ヨグライアンソロジーに参加させていただきました!
改めましてヨグライアンソロジーの発行おめでとうございます!実物を手に取って読んでいますが、どのページを開いてもヨグライで幸せしかありませんね!
さて、そんな素敵なアンソロジーに恐れ多くも参加させていただき、初めて書くカプでしたが本当に楽しく2人のお話を書くことが出来ました!相談にも乗っていただきました主催のmaimai様には、本当に本当に感謝しかありません…!!
以下寄稿作品のネタバレを含みます

もうすぐヨグライアンソロがこの手に!とわくわくしていたイベント数日前に、大変なことに気付いたのです……自分が書いた話の中で昼寝をした筈の2人が、ぐっすり翌朝まで眠っていたことに!
ヨグクリはともかく、護衛のライラックはそれじゃあダメですよね😭
すみません、主の我儘に付き合ってやったんだな〜と脳内補完してください…!!
という大きな失敗はありつつも、想い合ってはいるけど付き合ってはなさそうな2人を書けて大満足です!
そして何よりも素敵な作品ばかりで……まだ一度しか読めてないのでこの目に焼き付けてきます!本当にありがとうございました!!畳む
ミルダク小説のあとがき⑦
とりあえずは原稿終わりました!まだ準備は残ってるし、無配も出来たらなあと……難しいかなあ。

すべて、闇へと消える
冒頭に出てくる狼、ゲーム内でもクリーム狼とクリームウルフの表記ぶれ?それとも別種族?なのか、めちゃくちゃ悩んだ記憶が……それはまあ置いといて、バニラ王国でダークチョコと再会するまでに妄想したお話でしたね!カスタードくんとのやりとりとか好きなので、もっとお話してほしいなあと思います。
ミルクのことに気付いてしまったけど、昔の自分とは違うから近づくことが出来ないダークチョコ。暗めといえば暗めな話ですが、それでもいつかはミルクや勇敢くん達に救われますようにとの想いを込めて書いてました!
光の力に嫌悪感を感じる設定は、オブレのスタフルちゃんとの関係図からの妄想なんですが……あれは何でなんだ?と、いまだに理解出来てなかったりします。

bitter & sweet
初期に書いたお話ですが……わたあめちゃんキングダムでの実装はまだですか?!
無自覚にダークチョコに惚れているミルク。でも多分当事者達以外は「今更?」な感じなんじゃないかなあと思います。
キスから始まってしまった関係は……多分何だかんだで流されてしまうダークチョコがいるでしょうね。

今だけは、僕だけの ※R18
ダークチョコが王国の仲間達と打ち解けていくのに、複雑な気持ちになってしまうミルク。もちろん、嬉しい気持ちの方が大きい!
多分ダークチョコとそういう関係になるまで、ミルクは独占欲とはどんなものか知らなかったと思うんです。そんな想いからと、スッキリしてからも痕いっぱい付けちゃうミルクくんはいる!……私の中では!
多分もうバレバレだと思うんですが、ダークチョコの前では子どもっぽくなってしまうミルクが大好きなんですよね〜。それと最中にすぐに余裕を失っちゃうダークチョコが。
イチャイチャ話を書けて、大満足でした!畳む
ミルダク小説のあとがき⑥
試し刷りしたやつで読み返してるんですが、誤字脱字多くね?となっている……ぐぬぬ!
サイトの方もイベントまでには直しておきたいな!


たった一度、それだけでいい
何か短い話を書きたいな〜と思ってお題を使用して書いたもの。お題から何となく短い時間だけ会ってる二人が浮かんだので、5分間だけの為にダークチョコの元を訪れるミルクのお話にしました!
基本的にダークチョコは王国の外れで暮らしているのが私の中ではデフォなんですが、それでもわざわざ会いに行くのがミルクくんだよなあと。
この話のあとも、時々時間をオーバーすることもあるかもしれませんね〜!

終わらない夜を夢見る ※R18
初めて書いた成人向け。他ジャンルでも書いたことがなかったので、本当に初めてのチャレンジでした!
ミルダクにハマった当初はミルクの気持ちを利用するダークチョコの図がよく浮かんだ為、こういった話に。利用するつもりが結局絆されてしまっているのもお約束ではありますが、いいですよね〜!
そしてこの話に限らず常々思っていることですけど、この2人は絶対向き合ってする方が好きだよな……。
自分の気持ちに素直になったダークチョコはこのあともうだうだ考えてしまいそうですけど、やっぱりミルクがどうにかしてくれそうなイメージ。2人に幸あれ!!

冷たい温もり
ダークカカオ王国編が、ついに、更新されてしまう!!……という時に書き上げた話だった記憶が。
この話を書く前から「ダークチョコの為に倒れるミルク」「そんなミルクを軽視するようなダークチョコと、彼に怒る紅イモ」「何だかんだでミルクを看病するダークチョコ」が浮かんでいて、最初は以前本にした話の中で書こうと思っていたんですが少し違う感じになり、でもやっぱり書きたい!と思って形にしたものでした。
紅イモが本気で怒るのはミルクの為であってほしいという想いが、めちゃくちゃ強いんですよね……本当にいいコンビで、大好きだ!
大きくて冷たい手の持ち主はもちろんあの人なんですけど、ダークチョコからすれば「まさか」なので、うまく愛情が伝わっていません。意識がある時は厳しい言葉を掛けちゃってそうなんですよね……。
そしてそんなところがすっかり似てしまい厳しい言葉を吐いちゃうダークチョコ。でも相手がミルクだから大丈夫!畳む
ミルダク小説のあとがき⑤
試作用ですが、再録集の入稿が終わりました!

融解 ※R18
EP14を読んだあと、ミルクにダークチョコのこと甘やかしたってくれ〜!!となって書いた話だったと思います。ひたすらイチャイチャさせたかった……!
他人の温もりに慣れてなかったダークチョコが、ミルクの体温で安心出来るようになったら嬉しいですね!

ふたりの旅の終着点
ミルクくん暴走話。すべてを捨ててでもダークチョコと共に。
おそらくこの話の結末は明るくないだろうけど、それなりに幸せであってほしいな。

黒雲の下のミルキーウェイ
リクエストしていただいて書いたお話。リクエストが「王国での日常」だったのですが……なんか違うな?!となった話でもあります。多分お茶とか、そっち系を書いた方がリクエストに沿えていたな…と今は思います。
ですが書いた本人としては、話自体は結構気に入ってます!集合時間決めたらミルクは絶対早く来るぞ!
ダークチョコをあちこち連れ回して、楽しんでほしいですね。そしてそのうち本物の星空も一緒に!畳む
ミルダク小説のあとがき④
やっとこさ再録集のページ数が確定しそうです。

隣に立つ時は青空の下で
イチゴジャムマジックソードに人格があったら…なお話でした!人格乗っ取られるのベタだけど良いよね!オブレの帝王の発言見てるとダークチョコの人格残ってそうだけど、スキンの説明見るとほぼないようにも思えるので好き勝手書きました!
基本誰にでも物腰やわらかそうなミルクの口調荒くなったりするのもとても良いなあと思います。後々本編で拝めたので大満足でしたね!
平行線のまま終わったけど、いつかは希望が見えそうな2人だと思います。

先にオレに言うことがあるだろ!
リクエストしていただいて書いたお話。紅イモくんは口は悪いし態度はデカいけど、すごくいい奴だと思っているので書いたら大体振り回されてしまうので申し訳ないですね…。ただ書いてて1番楽しいのは彼かもしれない。
うじうじするダークチョコはミルクからすれば守ってあげたいとか思うんでしょうけど、紅イモからすれば鬱陶しいだろうなあと😁
ドリームキャッチャーネタ、これ書いたあとまた書いたんですが、本当にミルクにはダークチョコに作ってあげて欲しいなと常々思ってます!
書いててすごく楽しかったお話でした!

光へ伸ばした手
特にEP14が実装されるまでの間に書いた話は、剣の呪いの扱いかなりバラバラなんですけど、この話はミルクの心を手に入れられない代わりに太陽は取り戻させるぜと決めていました。
ミルクくんはとても大事にしてくれるけどそういった意味での好きではなく、でもダークチョコは特別な感情を抱いてしまってて……彼からすれば幸せなのに少しつらい状況ですね。
基本的に分かりやすくミルク→ダークチョコから始まるミルダクばかり書いているので、自分としてはちょっと珍しい話かな〜と読み返して思いました。だけど基本的には2人で幸せになってほしいですね!畳む
ミルダク小説のあとがき③
自分が書いた話を見返してたら誤字脱字どころか明らかに誤用してる言葉がチラホラありますね…😭

闇が晴れたあと  ※バッドエンド、死ネタ
元々夢で見た話に+‪α‬してひとつのお話にしたものです……が、夢で見た時は「めちゃくちゃミルダクだわ」と思ったのに、いざ書き上げてみたらいまいちかな〜となり、上げてちょっとしたら消した作品でした。
多分自分がこの話のダークチョコに全く感情移入出来なかったのが敗因です。三人称で書いたら良かったかも。サイトに移すか迷ったんですが、読み直してみたらこれはこれで頑張ったな、と。……夢では本当にミルク→←ダークチョコだったんですよ😭
ミルク村で出会ったあと再会しないまま終わってしまう話ではありますが、ミルクはこのあともずっとダークチョコのことを忘れずにいてくれる筈だし、強く生きてくれるに違いない!
今のダークチョコだと「キミ」は使わないかなと思いつつ、幼い子には使ってたら良いなと願望も詰め込んだお話でもありました!

広がるしあわせ
暗い話を書いたあと明るいミルダクを書きたいな!と思い立ったものの、すぐに書けるネタがなくてリクエストしていただいて書いたお話です。
「お茶をする二人」と聞いて最初に浮かんだのはどこかのお店でケーキを食べる姿だったので、ケーキを食べてもらいました!確か元々はプリンセスとラズベリーちゃんがお茶してるのを見たミルクが「いいなあ」となってダークチョコを誘った、という流れだったんですけどダークチョコ視点にしたいなと思い、とある日のカフェでのひとときに。
少なくとも誕生日にはケーキを食べてたという話が後々ゲーム内で出てきたんですが、この時はまだ王子時代に甘いものは完全に禁止されていたのでは……と妄想して書いてました。でも時々こっそり食べて、罪悪感感じてたのかなーとか。
おいしい筈なのにおいしいと思えないケーキを、だけどミルクと一緒にならおいしく思えたら良いよねと思いました。甘いものをたくさん食べて幸せになってほしいですね、本当に…!!

あおをともに
今のところ一番短いお話。お題を見て、パッと浮かんだので。書き上げたのがちょうどみどりの日で、何となく嬉しかった記憶があります。
短すぎて分かりづらいんですが、このダークチョコは暗黒魔女の下にいる設定でした。立場的には味方じゃなくても、時々ちょっとだけ話してたらいいなあと。畳む
ミルダク小説のあとがき②
その2です!

空へと祈る ※死ネタ
元々は下記の「いつか〜」の終盤のお話でした。ダークチョコのことを慕っててもミルクくんには自分が信じる道をまっすぐ突き進んでほしく、平行線なままの未来。この話のダークチョコはある意味では救われたんだと思ってます。

いつか光の鍵となって、その錠を外して
敵対if!と言いつつ戦ってはいませんが。イチゴジャムマジックソードのせいで、ダークチョコは時々意識がなかったりするのかなーと思って書いたお話です。
闇陣営に何でいるんだ!と思ってた時期……いや今でも暗黒魔女に会った経緯は謎だけど、結局のところ力が欲しかったんだよね。
敵対はしてるけど強くなって、ダークチョコのことも救いたいと思ってるミルクくん。元々の結末は上記の話なんだけど、このミルクなら頑張ってくれる筈……ということで別話になりました!

白い世界へ旅立つあなたとの約束 ※死ネタ
一番最初に書いたミルダクの死ネタ話。死ネタだけど、暗くはない前向きな感じにしたかった!
初期の頃は敵対妄想からの死別を本当によく考えてましたねえ……ダークチョコとの決戦の地はオブレの方の廃墟になった城なのかな〜とか、そこは無理でも雪が降ってる場所がいいなとか。
このダークチョコは最後の方、多分剣にほとんど意識が乗っ取られてたんじゃないかと思います。
喪失感がないわけじゃないけど、このあとのミルクはやっぱり信念を持って強く生きていってくれるに違いないですね!畳む
ミルダク小説のあとがき①
今見返してる順番に3つぐらいずつまとめていきます。

硝子のような片想い
タイトルにもそのまま使ってるお題で書いたもの。一応初めて書いた擬人化だったと思います。
書き出した初期の頃は敵対妄想もよくしていましたね〜。きらきら王子様なままをイメージしていただろうミルクくんが今のダークチョコを見て戸惑い、でも平和を優先するという感じ。ここから色々と始まってほしいですね!

見つめる理由
ミルダクにハマって初めて書いた小話でした!剣の呪いがどうとか全然イメージしてなくて、完全に勢いだけで書きました!!
今ならミルクくんが用意するコーヒーはカフェオレにしてると思います。しれっと直すか悩みましたが、当時の自分を尊重してそのままに。
ネガティブになりがちなダークチョコがミルクに振り回される図は、今でもめちゃくちゃ好きですね!

報い ※グロ有、救いのない話のあとがきなのでご注意を。
実際に書いたのはダークカカオ王国のエピソードをクリアしてからですが、わりと初期の頃にお題を見て大体のストーリーが浮かんでた話。これは絶対に原型で書くぞ!!と思ってました!
幸せな日常から一転して…な話なので、書くか迷いつつ書いてしまいました。
実は幼いクッキー達を出したのは平和な日常を書いておきたい以外に後半に悲惨なシーンを出したいのもあったからなんですが、結局カスタードくんの王冠とかのちょこっとしか出せませんでした……逃げるパンケーキちゃんのマントを引っ掴んで、なシーンも浮かんでたんですけどね。心が傷んだのでグロっぽいところは最小限に留めたつもりです。
ダークチョコが自分の意思ではなくあれこれ破壊していく以外にも、彼を最期まで信じていたミルクの加護が裏目に出ちゃったところが最悪で良いんじゃないかな、と書いてて自分で思いました!もうこんな全面的に救いのない話は書かないだろうな〜!畳む
ときキンの妄想設定
(23-04-17に投稿したものです)

「春のあらし」のキャラ設定的なもの。読まなくてもまったく問題ありません。ただ吐き出したかっただけ!
一応読了後の方が良いかも。

公式アカ見てると、ときキンは撮影してるっぽい設定なので、あくまでも自分の中での設定です。鵜呑みにしてはいけない。ちなみにキャラの名前はまったく考えてないです。

黒王怜士
多分元々は文武両道だった人。中学校までは勉強に専念させられていたが、高校の部活で初めて入った剣道部でめきめきと伸びてしまったがゆえ、悲しい運命に。それまでは団体競技とかで表向きはヒーロー的扱い受けてたんじゃないかと妄想。
多分留年してるのは6〜7年くらい。10年以上でも面白いから良いけどね!

頭の白いやつ
幼い頃から護身術として合気道を習っている。小学生〜中学生までは学校の部活などで柔道をしていた。高校も最初柔道部に入っていたが、医者を目指したいと思うようになり退部。現在は部活には所属せず勉強を優先している。柔道部を始め、運動部に助っ人に呼ばれることがある。
基本的に温厚で人当たりがいいので人望があるが、無意識に相手を煽りケンカを売ってしまうことも。ケンカに巻き込まれるのはケンカっ早い友人のせいだと思っているが、実は自分が火種となってることも少なくないのに気付いていない。

ケンカっ早い友人
高校1年の時に頭の白いやつらとクラスメイトになってから、何だかんだよくつるんでいる。女子からは特に怖がられているが根がいいやつなので、彼のことを知っている人からの人望は厚い。
2年になって頭の白いやつらとはクラスが分かれたが、よく来る。

委員長
高校1年の時に頭の白いやつらと同じクラスになって、仲良くなった女の子。
みんなから頼りにされているが無類の激辛料理好きで、そのことに関してだけは避けられる場合が多い。

とかげのようなものを連れ歩いて(持ち歩いて?)いる後輩を出し損ねたのが残念ですが、久しぶりに勢いで書けて楽しかったです!畳む

空を描く
(23-03-10に投稿したものです)

絵を描くダークチョコの話、何となくの流れだけ出来ていたので供養。
まだダークカカオ王国にいた頃、カカオ様に内緒で絵を描くダークチョコ。特別上手というわけではないけど、青空を描くのが好きで時々こっそり描いてる。
ある日絵を描いているところを黒糖に見られてしまうが、彼女は目をきらきらとさせて言う。
「王子様にはあの空がそんなふうに見えているんですね!」
太陽が顔を出す空は、ダークチョコにとっては輝いて見えている。

時が流れ、イチゴジャムマジックソードを手に取ったあとのダークチョコ。左目のこともあって四苦八苦しながら久しぶりに描いた空は、暗く濁っていた。かつて好きだった空がどんな色だったか分からなくなってしまっていた。

そしてクッキー王国で、再び空を描くダークチョコ。完成した絵を見たミルクは微笑む。
青々しい穹、輝くような白い雲――ダークチョコの目に映る空は、きっとこんなふうに美しいものなんだろうと。

ようするに一度失い、再び取り戻した青空は、よりいっそう輝きを増して見えてるよ、というお話。これだけだと分かりにくいけど、いつもの如くミルダクのつもりでした!
それにしても画伯なダークチョコ……とても良いなあ!畳む

あとがき?裏話?
(23-03-07に投稿したものです)

せっかくサイトがあるんだし、どこで語ろうかな〜と迷っていたたものを。
「その手はいつか太陽を掴む」のあとがき……というより裏話的なものです。い……今更!?
でもこの本は初めて頒布した同人誌で、多分最初で最後になるなーと思って作ったミルダクほんなので、個人的に特に思い入れが強い。失敗したな〜と思うところもたくさんありますが、気に入ってます!

以下ネタバレを含みます。一部、感想をくださった方への返信で語った部分もあります。
ミルダクにハマってわりとすぐ「想い合っているけど離れる2人」が浮かんでました。この頃は最終的には離れちゃう2人ばかりを妄想していたと思います。ダークチョコの今後がどうなるか分からなかったからかな?
でもその時に浮かんでいたのは実際に書いたものとは違うものでした。

暗黒魔女を倒した勇敢くん達。敵だったダークチョコを説得して怪我を治療する為に一緒に暮らし始めるミルク。そんな彼を拒むダークチョコでしたが、やがて心を開いていき――と、ここまでのあらすじは似たようなものですね!違いといえば、完治するまで長引く感じです。
完治を前に考えるダークチョコ。このままミルクの側にいてもいいのだろうか。彼の存在に確かに救われてはいるけど、自分にそんな資格はないのではないかと悩んでしまう。
一方ミルクもダークチョコが微笑みを見せてくれるようになって喜んでいましたが、不安がありました。怪我が治ってしまえばあの方はどこかへ行ってしまうのではないか、と。
そして、とうとうダークチョコの怪我が完治した日の夜。
今までの償いの為に1人でも多くのものを救う旅に出ると、ミルクに告げるダークチョコ。
「僕も一緒に行きたいです」そんなミルクの言葉に応えずに、微笑むだけのダークチョコ。
彼は1人で行くつもりなのだと、ミルクは悟ります。
込み上げる寂しさから触れ合う2人。想い合ってはいても、それを伝えたのはこの夜が初めてでした。
早朝、まだ眠っているミルクを見つめるダークチョコ。悔いはないと手紙だけを残して旅立ちます。
そして目が覚めたミルクは手紙を読んで泣きながら笑う。寂しいけれど自分で決めた道を歩むダークチョコこそ、自分が好きなダークチョコなのだと。
ダークチョコもミルクが愛してくれた自分であり続ける為に、振り返らないことを心に違う。
そうして2人は想い合ったまま、別々の道を進んでいきます。

……とまあこんなふうに、2人はおそらくもう会うことはなさそうな感じで終わるお話でした。
これはこれでいいかな〜と思いつつ実際に書き始めてみれば「あ、この2人もうお互い好きなの隠せないわ」となり、「この2人なら大丈夫!絶対にまた会える!」と思って本のタイトルを決めました。あのお話のダークチョコはミルクの元に絶対戻ってきます!

それから再版分には付けられなかったんですが、遊び紙はダークチョコの心情を表したつもりでした。
巻頭→新・星物語クロウ(黒い紙に星を散りばめたような紙)
巻末→新・星物語ミント(ミントブルーの紙に星が散らばっています)
最初は絶望しつつも、どこかで救いを求めているダークチョコ。
そして最後はまっすぐ空を見据えることが出来るようになり、希望で満ちている……的な。
ミルダクっぽいカラーなのも理由のひとつでしたが!

結果的に、自分的に思いつく限りで一番のハッピーエンドのミルダクのお話になりました!🥛くん指輪渡しそうですね〜!

ファニヤミ2で出す予定の本はまだ未定なのですが、また幸せな2人が書けたらなと思います。畳む